− 主張、調査
えいせい支部がロシアの侵略を糾弾する声明を発表しました
ロシアの侵略戦争を糾弾する声明(えいせい支部)
「紛争解決の方法として武力行使を原則禁止」と定めているのは国連憲章です。
今、世界中の注目を集めている、ロシア=プーチンが行っている戦争・武力行使は絶対に悪です。独立した国として30年も続いているウクライナという国を、自分の思いどおりに動かせようと侵略をしている彼の行為は、どのような理由があろうとも、どのように繕おうとしても決して正当化できるものではありません。
またプーチンは、あろうことか人道に反する究極兵器と言える核による威嚇に踏み込みました。「核兵器禁止条約」は国際法として世界に存在しています。世界が堅持すべき核不拡散体制へのあきらかな挑戦です。
日本政府は、ロシアの覇権主義に史実に基づいた毅然とした対応をしてこなかった安倍元政権の外交姿勢に対して、責任の一端が今あらためて問われています。
戦争は常に無辜の国民・市民を犠牲にし、またすべてを破壊する行為であることは人類が学んできたはずです。遠くで手をこまねいているわけにはいきません。
私達 えいせい支部は「健康・平和・平等」をスローガンとしています。感染症対応に疲弊する日々を送りつつも、常に「健康・平和・平等」を守ることは活動の中心です。しかし今やロシアは原発も医療施設も攻撃対象にし、躊躇なく破壊しています。断じて許せません。
ウクライナのすべての人々に伝えたい思いは「生き延びてください・負けないでください」世界はあなたたちを決して見放しません、ということです。
より広く、より多く侵略反対の声を出すことを呼びかけます。
日本政府は非軍事の支援を迅速におこなうよう求めます。
命ほど重いものはありません。人がみな健やかに暮らせる領土の保全・国民の主権尊重を、国際社会全体で守ることを願います。
2022年3月23日
名古屋市職員労働組合健康福祉局衛生支部