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つどい平和共闘

9条の役割を広げていこう

憲法施行66周年記念 市民のつどい

   5月3日、汗ばむぐらいの好天の中、「憲法施行66周年記念 市民のつどい」が名古屋市鶴舞公会堂で開催されました。この日は連休の後半初日でしたが、「改憲をめざす」と明言する安倍自公政権や、「維新の会」「みんなの党」など「改憲勢力」が国会の3分の2を占める現状への危機感が強まる下で、2914人という近年にない多数の参加があり、第2会場の4階ホールまで満席という状態でした。
 第1部の講演では、元沖縄県知事の大田昌秀さんが「沖縄から問う憲法のこころ」と題して、基地を押し付けられている沖縄の現状をお話しされました。本土復帰は憲法9条の下へ帰ろうという気持ちだったが、実際には日米安保条約の下におかれ、米軍に蹂躙され続けている、基地がない方が沖縄の経済は発展する、など、本土からは見えない沖縄と日本の実態が話されました。
第2部では、ウクライナ出身のナターシャ・グジーさんが、美しく澄んだ歌声を響かせました。
集会は、改めて9条をはじめとする憲法が果たしている役割を、一人一人が広げていこうと呼びかけ、閉会しました。

 

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