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つどい共闘

第16回 震災フォーラム開催

三連動地震は阪神大震災と東日本大震災のミックス

   阪神大震災を契機に始まった1・17震災フォーラムは今年で16回目を迎えました。
東日本大震災以降はじめての開催となった今回のフォーラムには、150人が参加。講師には、東日本大震災級の巨大地震が起きた場合、国が想定する東海地方の被害を大幅に超えるという研究結果がマスコミでも話題となった川崎浩司氏(名古屋大学大学院工学研究科 准教授)が登壇。参加者は「三連動地震からいのちを守るために」と題した講演を受け、名古屋市の防災計画や、南知多町住民による避難訓練の実施など住民自治の報告を聞きました。


 川崎教授の講演は津波の解説から始まり、東日本大震災の被害、東海・東南海・南海三連動地震への備えなどについて行われました。水深9mの津波の早さが100m短距離走のオリンピック選手と同等であることや、水深20〜30cmの津波でも人が立っていられない力があることなど、画像や映像を用いての説明に会場からはドヨメキが立つ場面もありました。
 川崎氏は東日本大震災による東海地方での津波被害について、三重県では養殖筏の流失や、地震後に渦が発生したため数日の間、漁師が海に出れなかった事例などをあげて遠方での地震でもこれだけの津波被害はあったと注意をよびかけます。一方で「ここでの地震は津波の前にまず、地震が来ます。まずは地震対策を。そして今日聞いた話しを地域や家族に広げて下さい」と話しました。
 参加者からは「三連動地震では、阪神大震災の建物が壊れるような地震の被害と、東日本大震災の津波の被害のどちらもが、来るということが分かった」、「津波被害は、沿岸部だけでなく、河川の遡上により、市街地まで広がることがわかった」、「助ける側でもまず自分の身を守ることが大事(自助)なことが改めてわかった」などなど実行委員会に多くの感想が寄せられました。

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