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主張、調査共闘

中小企業実態調査アンケートスタート!

中小企業実態調査アンケートスタート

 名古屋の地域経済を支える中小企業の元気をとり戻すことをめざして、市職労はこの秋、名古屋市中小企業(製造業)実態調査アンケートを進めています。
10月21日には中川区、南区においてアンケートの一斉回収が行われました。民間団体を含め全体で79人(市職労人)が参加。342件の中小企業に伺い160枚のアンケートを回収しました。

中川区(有)N製作所さん
 少し前までは制作加工ができたが、今はできないということが町工場で出始めている。町工場の技術力がすたれる前に、伝え活かす場、方法を名古屋市の支援策として見出してほしい。例えば行政が介入して業者どおしのネットワークづくりと調整をするとかね。(小見出し)

中川区(有)K商店さん
 仕事をとるには上のいうことを聞かないとね。この値段で出すのが会社の信用だって言われることもあるよ。今は後継者が一番の問題。自分がいなくなるとお客さんも仕事をやめなくてはいけなくなったりするしね。国家資格でも何でもないけど、大量に良質な物を作ろうとするなら私たちの技術は必要だわね。
大企業は利益を追求しすぎて下請けの単価をしぼりすぎている。下々のものに金がいかなければ経済はまわっていかないよ。

中川区(有)K製作所さん
 減税より仕事増やしてほしいね。仕事量も物件量も少なくなってる。国外への輸出は良かったみたいだけど国内は全然ダメ。やっぱり国が仕事つくらなかん。公共事業増やしてほしいよ。

中川区(有)Y金型製作所さん
 金型は、市場に出回る数年前に、その元の元を作る仕事。リーマンショックで即、仕事がなくなるわけではない。強いて言えば、海外生産になったら、そのとき廃業かな。

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